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抗議の手段

最終更新日:2006年4月

◆方法と注意点

トラブルがあった際の伝達方法としては下記のようなものが考えられます。

自分に合った方法をとればいいと思いますが、メールは他の方法に比べ内容が軽んじられる傾向がありますので、個人的にはあまりお勧めしません。いきなり愛好家のサイトなどで実名を出して糾弾すると、名誉毀損など別のトラブルに発展する恐れがありますので、まずは直談判しましょう。当事者同士が話をせずに突然弁護士などが介入すると感情的に話がこじれる可能性がありますので、これは最後の手段とすべきではないかと思います。

また、できるだけ感情を入れずに事実を順番に述べる必要があります。 「いつ」「何が」「どうなって」「どのように」問題なのか、飼い主として「どうしてもらいたい」のかを相手に理解してもらわなくてはなりません。 さらに、回答の期限を設けないと待ちぼうけをくらうかもしれません。返事が来るにしても、期限が設けてあると対処はずっとしやすくなります。精神衛生上の点からも、「○○までにご回答ください」という一言をお勧めします。

自分のつたない知識では抗議するのも心許ないと思う方は、知識のある存在を味方に付けましょう。例えば、獣医療に関する情報であれば心ある獣医師に助言をもらうことも可能でしょうし、法律的な面からの情報であれば動物法務協議会などを利用してペットトラブルを扱っている行政書士に協力を仰ぐこともできます。

ただし、その際に気を付けていただきたいのは、「○○さんがこう言ったから」という抗議の仕方です。これでは自分の意見ではありませんし、助言をくださった方に余分な負担がかかります。あくまでも抗議をするのは自分自身だということを忘れずに。

それから、獣医師の世界は、同業他者を陰で悪く言う(自分の所に来る飼い主さんには悪く言う)ことはあっても、表立って責任に言及するのは御法度という昔からの習慣が残る世界のようです。若い世代は変わってきているようですが、もしかしたら他の獣医師の協力を仰ぐのは難しいことかもしれません。でも、粘り強く探してお願いすれば不可能ではないと思いますし、実際そうやって協力を仰いだ方もいらっしゃいます。

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◆私の場合

私の場合は、診療時に担当獣医師に直訴した際その態度に絶望し、これ以上本人といくら話をしても無駄だと察しました。そこで、形に残るやりとりにしたかったことと、しゃべるのはあまり得意ではないという理由から文書を郵送にしました。

郵送だったので回答期限を3週間設けましたが、これは長すぎました。もし返事がなかなか来なかったら、3週間後には不安のあまり情緒不安定になって(人間の)病院行きだったかもしれません。動物病院側にきちんととりあう気があれば、数日のうちに対処するはずです。郵送でもせいぜい10日で十分だと思います。

今までの通院経験から、病院自体に対してはそれなりの信頼を持っていたので普通郵便にしましたが、絶対信用できないと思うのであれば内容証明郵便や配達証明などで、「受け取ってない」などとシラを切れない状態にしておく手もあります。 万が一、裁判に持ち込んだときにもこれが役に立つでしょう。

裁判といえば、法律上、愛玩動物は「所有物」ですから「器物損壊」「財産権の侵害」などとして訴えることも可能かと。 実際、ペットを殺された人が裁判を起こしていますよね。 でも、いろんな意味でそんなことはしたくない(そこまでしなきゃ話がつかないなんて虚しすぎる!つらすぎる!)。

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◆できる限り当事者間の直接やりとりから始めたい

今回は自身の納得いく結果(といっても理性面での話で、心はまだうなづきません)となりましたが、返事がなかった場合や病院側が過失を認めなかった場合はどうしようかとぼんやり考えておりました。実際、事故を起こした獣医師は最後まで、謝罪の言葉どころかハムスターの体を気遣う言葉さえ発することはありませんでした。

系列を持つ動物病院であったため、グループのトップに立つ総院長に話を持ち上げ、それでダメなら県の獣医師会に、それでもダメなら裁判まで・・・?市役所でやっている無料法律相談にでも行かなきゃならないかなぁ・・・ 正直言って、そこまでする事態になってほしくないと思いました。それに、裁判になった場合には他の獣医師による死亡診断が必要でしょうから、対象動物が愛玩動物として一般に認められている犬や猫ではなかった事もあり、今回の場合は無理だったと思われます。

また、間に人が入ると話が余計こじれるのではないでしょうか。 自分の悪口を全く関係ないところから聞いたら、まさに「寝耳に水」。特にそれが弁護士であれば、病院側だって態度を硬くすることでしょう。

こじれればこじれるほど、自分も被害を受けたペットも心の傷をえぐられるような気がします。 だからこそ、直訴の段階で決着をつけていただきたいと思うのです。

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