ここは恵方

4年経った今、感じること

最終更新日:2007年2月

◆獣医師の意識の変化

事故直後、獣医師団体などに意見書を送った後は、こつこつとここで文章を書き、ハムスターにとっての落下事故の危険性を知ってもらう活動を続けてきました。

あれから4年経った今、小さいながらも確かに変化を感じています。ハムスターの治療を行う向上心ある獣医師の間で、「診察台から落ちたら大変な事になる」という認識が確実に広がっていると実感しています。その危険性を認識してくれる獣医師が、少しずつですが間違いなく増えていると感じています。

逃げなくて良かったと思いました。涙すら出ないような苦しい感情の下、同じ事故がこれ以上起きないよう、レイラと同じ犠牲が二度と出ないよう、苦しさから逃げずに行動して本当に良かったと思いました。

また、突然意見書を送りつけられて迷惑した団体関係者の方がもしいらっしゃったら、この場を借りてお詫びいたします。そして、この認識の普及に力を貸してくださった皆様に心から感謝します。

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◆レイラの死因

レイラの子供たちを看取り、様々な情報を手に入れる中で、レイラの死因に見当がつきました。それは、こんなものです。

レイラの子供達の何匹かは年齢を問わず心肥大や心臓発作による突然死を起こしています。これは遺伝性の疾患だったと思われます。事故を起こした病院へ連れて行った当時、浮腫と見られる症状(当時はそんな知識はなかったので分かりませんでしたが)がレイラには出ていました。呼吸も時々小刻みになっていました(だから健康診断をしたかったのです)。

そう、レイラは多分心肥大を起こしていたのだと思います。肺水腫も併発していたかもしれません。弱った心臓に強い衝撃を与えたらどうなるかは、人間の医療分野から考えても容易に想像がつきます。心停止です。

今となっては知りようもありませんが、落ちた直後にぐったりしたのはただの脳震盪ではなく、心臓が止まりかけたのかもしれません。 一度は戻ってきたものの、そのダメージは大きすぎて回復できなかったのでしょう。また、頭部にも何らかの怪我を負ったと考えられました。

もし肺水腫を併発した心肥大だったとすれば、余命はそれほど長くなかったかもしれません。薬を飲ませても数ヶ月の命でしょう。しかしながら、こんなに痛く苦しい目に遭って死ぬ必要はないですよね。事故後の獣医師の態度には、動物を愛する者として今更ながら憤りを感じます。

ちなみに、ハムスターのように小さな動物の場合は、疾患がなくても落下の衝撃で致命傷を負う危険性は十分あります。実際、レイラ以外にもそれで亡くなった仔がいます。どうぞ気を付けてあげてください。

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◆ほんの一歩を踏み出しましょう

動物病院情報を求めてここにたどり着いた方の中には、病院でつらい思いをした方も沢山いらっしゃると思います。

どうか、その感情に囚われることなく、一歩を踏み出してください。半歩でもいいのです。いえ、足を前に出そうと考えるだけでもいいです。それは必ず大きな前進となります。心の救いを求めるなら[SIDE:B]の自然療法もご覧ください。そのために、このHPがお役に立てるなら光栄です。

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