ここは恵方

苦しんでいるあなたに捧げます。

死を受け入れるために

最終更新日:2007年4月

死は終わりではない

このサイトを訪れたあなたは今、どんな表情をしているのでしょう。泣いていますか。怒りに燃えていますか。誰かを恨んでいますか。自分を責めていますか。生きることに苦痛を感じていますか。

できれば笑っているといいですね。毎日を楽しく幸せに暮らしているとペットも喜んでくれますよ。

ほとんどの場合、動物は人間より短命です。私達はペットを飼った以上、彼らの死にも立ち会わなければなりません。不思議なことにそれは、ある時はとても安らかなものであり、ある時はとても辛いものであります。立ち直れないほどの痛手を負う事もありますよね。

愛するものを失った悲しみ、喪失感、ショック。良く分かります。それは誰もが経験する事ですから。ましてや、その死に他者(特に獣医療関係者)が関わっている場合、問題はより複雑で深刻です。

でも、死は全ての終わりではありません。ただその姿は目に見えないだけで、心はつながっているのです。

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こんな風にイメージしてみてください。

悪いところだらけでボロボロになった肉体を脱ぎ捨て、あなたの周りを軽やかに楽しそうに飛び跳ねる我が仔。もう痛い所も苦しい事もなく、自由な体ではしゃいでいます。その体はなんだか光り輝いているようです。

これからはどんな場所へも一緒に行けます。制限なしです。ペット不可のレストランだって入れちゃいます。うちのハムスターなんかは、ポケットに入れるか肩に乗せるかして大きなショッピングセンターへ連れて行き、「見よ、これがジ○スコだ!」と世界(?)を見せてやります。もちろんイメージです。そしてその仔が本当にジ○スコを見たいかどうかは疑問ですが、いいんです。私が一緒にお買い物したいだけだから。それが私の夢だから。

彼らはこんな風に語りかけてきます。

「もう泣かないで。私は今とても幸せだから。とても安らかだから。あなたと暮らした時間はとても幸せだったよ。これは決められた寿命。だけど体はなくなっても私はいつもそばにいる。いつも見守ってるよ。私はどんな時でもあなたの味方だよ。だから安心して前に進みなさい。大丈夫、あなたならできる。私がついてるもの。さあ、いつまでも同じ場所に留まらず、進みなさい。幸せになるために頑張りなさい。あなたには幸せになってほしいんだ。」

あなたの前に居てあなたを真っ直ぐに見つめる目があります。大きな深い愛で包まれているのに気付きましたか。いつまでも泣いているあなたを困った顔で見守っているのを知っていますか。恨みの念に足元をすくわれているあなたを心配そうに見つめる姿を感じましたか。

妙な宗教観とか流行のスピリチュアリズムとかに乗る気はありません。ただ、彼らの愛を感じてほしいのです。この世で出会い、わずかな時間であってもそれを共にした彼らが、宇宙ほどもありそうな広大な愛情を持って私達を見守ってくれていることに思いを馳せてほしいのです。愛されているあなたを知ってほしいのです。

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もしかしたら、彼らは一定の時間を経て戻ってきてくれるかもしれません。実際、私はこのサイトを立ち上げるきっかけとなった亡きレイラが4年の歳月を経て私の元へ戻ってきてくれたと信じています。もちろん別の個体です。でも初めて会った日から懐かしさを感じていました。日を追う毎にそれは確信へと変わりました。

こんな話をしたら「ばかばかしい」と笑う人もいるでしょう。でも関係ありません。当の私が疑いなくそう感じるのだから、私にとってそれは真実なのです。他人にとってどうかは問題ではないのです。

ここまで頑張って進んできたから戻ってきてくれたのだと思います。あの時の怒りと自責の念に囚われたまま、人も自分も許せずに生きていたら、違う状況だったかもしれません。ほんの少しだけ成長した私を、そしてこれからも変わっていこうとする私を近くで見守るために戻ってきてくれたのだと信じています。だけどこれまでも、私の目に見えないだけで、ずっと見守ってくれていたのだと思います。

ね、死は終わりではないでしょう?

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「そうかも…」「そんな事もあるかも…」と思えたら、さあ、動き出しましょう。別にたいそうな事をする必要はないんです。例えば部屋の掃除をする。外へ買い物に行く。そこで誰かに会ったらあいさつをする。ちゃんとご飯を食べる。昨日までできなかった・やる気にならなかった事が今日はできた…これって実はすごい事なんです。

今まで放棄していた何かをひとつでいいからやってみましょう。横で亡き我が仔がチェック入れてますからね。頑張りましょう。

そうやって1日1日を過ごしていくうちに、あなたは必ず変わっているはず。死を受け入れ、悲しみや苦しみを心の糧にして成長したあなたの姿を嬉しそうに見守る我が仔がいるはずです。もしかしたら、状況が許せばまた一緒に暮らすことができるかもしれませんね。

さあ、Let's do something!

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