最終更新日:2006年4月
私の目的は以下の2点でした。
その意味では今回の目的は果たせたと思います(心が納得できたかどうかは別の話です)。
成功した理由として
最初からこんな計算高いことを考えていたわけではありません。 「アメ」の内容はこうであってほしいと思う本心&願いから出てきたものです。 「ムチ」の内容は、自分の不安の現れです。 手紙のやりとりとはいえ、返事が届くまで神経がすり減るような毎日でした。返事が来たら来たで、更に言いたいことが増えたりして。
回答を読んだ限りでは、愛好家のネットワークを非常に警戒していることが伺えました。 特に、ハムスターのようにマスコミに情報が出てこない動物においては、愛好家のネットワークが占める割合は大きく、口コミで「あそこは行っちゃダメ」と言われたら致命的なのでしょう。 また、インターネット上で病院側の言動が伝えられることに神経質になっており、飼い主の側から見れば「良いプレッシャー」が掛かっていると思われました。
ただし、これが通用するのはある程度の常識や社会的な地位を守りたいという考えを持った人間です。一般常識の通用しない動物病院には当然通用しません。
また、今回初めて知ったことがあります。
診療を業務とする獣医師は診療を求められたときは正当な理由がなければこれを拒んではならない
事故を起こした病院の院長は、回答の中でこんな風に述べています。
「獣医師法でこう定められているのだから、診療できる状態の獣医師がそこにいて、病院が開いている状態である限り、診療を断ることはできない」
これは、私が事故を起こした獣医師を指して「エキゾチックペットの知識がない人間に診てもらいたくはない。できないなら診療を断ってくれ」と言った部分に対する答えです。
そもそも、その獣医師に対する私の見解は「ハムスターに関して無知だ」ですが、院長の見解は「適正な知識・技術を持った適任者」ですので、ここからして食い違うのは当然です。落ち着いて当時を振り返れば、院長は「獣医師は適任であり、地域でハムスターを診ることのできる病院はうちを置いて他にない」との見解からこのような回答をしたのでしょう。管理責任者の院長には、勤務獣医の技量を正しく把握していただきたいものです。
この獣医師法については、お粗末ながら自分なりに勉強してまとめたものがPART 2にあります。良かったらお読みください。知らなくても生きていけるけれど、知っていて損はない、もしかしたら困難を乗り越えられるかもしれない、そんな思いで書きました。
人間を診る医師と患者の関係が今、見直されてきています。上下の関係から対等な関係へ。 同様に獣医師と患畜・飼い主との関係だって転換期に来たのではないでしょうか。
飼い主の意識が変わらなければ、いつまでたっても獣医師は「お上(おかみ)」扱いです。 もちろん、同じ目線に立って話をしてくれる獣医師もたくさんいますよ。 事故を起こした病院でも、前任のエキゾチックペット担当医はそんな方でした。残念ながら退職されてしまいましたが。
待っていても何も変わりません。それどころか、その間に可愛い我が「仔」が犠牲になるかもしれないのです。 より安心してペットを診療してもらうためにも、私たちの意識を変えてみませんか。