ここは恵方 [SIDE:B]

フィンランド・オーロラの旅 概要・準備

ラップランドは世界で一番宇宙に近い場所。そんな言葉を見て、遠い世界へ逝ってしまった大切な存在に会いに行きました。空の向こうに彼らがいるような気がして。

利用したサイトや旅行会社などは役立ちリンクに入れてありますのでご参考にどうぞ。また、日記にも色々書いてありますのでサイト内検索でご覧ください。

概要・準備街の風景人の風景食べ物動物Photo役立ちリンク

日程表

まずは簡単に旅程の紹介を。2003年11月末〜12月初旬にかけての旅。
1日目:成田発コペンハーゲン経由でヘルシンキ着。全11.5時間のフライト。
2日目:ヘルシンキでぶらぶら。
3日目:やっぱりヘルシンキでぶらぶら。夜、寝台列車でロバニエミに向かう。
4日目:ロバニエミ近郊でぶらぶら。夜は空を見上げる。
5日目:動物園で動物を堪能する。夜、寝台列車でヘルシンキに向かいながら空を見上げる。
6日目:ヘルシンキで買い物をする。
7日目:コペンハーゲンを経由して帰国の途へ。
8日目:日付が変わった翌日、成田着。

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地図

地図があまりに重くて大きくて、このまま載せるのは申し訳ないので、見たい人だけクリックしてください。

ひとつはスカンジナビア航空の航路を(ものすごく適当に)描いたもの。成田からロシアを通過してヘルシンキの前を通り過ぎ(笑)、コペンハーゲンで乗り継いでヘルシンキに戻るような感じ。後ほど紹介する予定のロシアの油田地帯と山岳地帯も入れておいた。

もうひとつはフィンランドの地図。ヘルシンキとロバニエミと北極圏の境目となる緯度線が載っている。これだとあまり湖はないように見えるが、実際は貯水池のような池から海のような湖まで無数にあり、穴だらけ(笑)の印象。

ちなみに地図はテキサス大学「Perry-Castaneda Library Map Collection」から頂いて加工しました。

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ガイドブック

役に立つのは、文句なくLonely Planet Finland。Lonely Planet には格安から豪華ホテルまで宿泊施設情報もたくさん載っているし、現地の交通機関についてもしっかり記載されている。

地球の歩き方 北欧は北欧4ヶ国で一冊になっており、フィンランドの情報は極少。買うほどの内容ではないと思う。これなら政府観光局のパンフレットでも大差ない。

全て込みのツアーに参加するなら「歩き方」でも良いだろうが、個人旅行するつもりなら「 Lonely Planet 」を頑張って読もう。人間、好きなことに必死になれば意外と何でもできるものだ。

ガイドブックではないが北欧―白夜の国に魅せられてはとても面白かった。様々な分野で北欧と関わってきた12人の著者が、自らの経験と歴史的背景などを重ね合わせた深い考察力で北欧各国を読み解いていく。充実した福祉下にあっても日本人女性と同じ様に仕事と家庭の両立といった悩みを抱えて生きている女性達の姿、北欧料理の話、アレルギー体質に深い配慮のある社会であること(列車の座席やホテルの客室などに「アレルギー」という分類がある)など、読み物としてとても興味深い。北欧4ヶ国の国民性の違いや、お互いの市民感情など、兄弟喧嘩のようなちょっとほほえましい対立(?)も書いてある。

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服装・装備

12月のフィンランド(ヘルシンキ)は氷点下との情報に基づき用意したのはこの程度。

  • ダウンジャケット
  • 登山靴
  • 肌着
  • 厚手の発熱ソックス
ダウンジャケット トレッキングシューズ

ダウンジャケットはmont bell(モンベル)・ベンティスカ。縫い目が細かいので羽が抜けにくく、ダウン90%で本当に温かい。首をガードできる作りになっておりちょっとした外出ならマフラーも要らないし、襟元にパーカーが収納されているので帽子を忘れても困らない。これはおすすめ。

靴は、雪国の人ならスノーブーツなどが手に入るだろう。特にヘルシンキは除雪も行き届いているので普通の靴でも全く困らない。私はロバニエミで動物園(森の広い敷地内を歩く)に行くつもりだったので滑り止め機能のある靴を探して、Mizuno(ミズノ)のトレッキングシューズを購入した。防水仕様、クッションが良くて足先に余裕のある作りで疲れにくく、かつ温かくて、私のような幅広甲高の人におすすめ。

肌着と靴下はカタログハウスの通販生活で購入。

その後、アラスカでオーロラ観測した経験から、氷点下の屋外で何時間もじっと待つ(体を動かさない)場合は発熱する素材がおすすめ。ミズノのブレスサーモが私は一番お気に入り。屋外が短時間なら保温素材で大丈夫。むしろ、屋内では発熱素材は避けた方がいいと思う。熱すぎて、汗をかいたまま外へ出て風邪を引く…なんて最悪だから。

装備は、どこで何をするか、ツアーか個人旅行か、で大きく変わる。フィンランドは厳寒地とは言っても街中は除雪がきちんとされているし、道路もほとんど除雪されている。ツアーで回るなら、あるいはヘルシンキやロバニエミの街に滞在するだけなら普通の靴で充分。スキー場でオーロラ観測するならこれにプラス防寒着のレンタルと使い捨てカイロ、耳あてまたは帽子が必要。どこも室内は25度くらいあるので脱いで調節できるよう重ね着で。

街にどの程度雪があるかはロバニエミのWeb Cameraなどで見てみては。

フィンランドのためだけに物を買うなんてもったいない。それなりに値段のする物だからね。私はどれも帰国後も使っている。長く使ってみての「おすすめ」だ。どうせ買うなら今後も使えるように、よく考えて購入しよう。

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予約・手配

  • 航空券:スカンジナビア航空のコペンハーゲン乗り継ぎ便
  • 手配:JTB

フィンランド航空の直行便なら6時間半で到着できるので非常に魅力的だが、出発日も帰国日も限られてしまうのでスケジュール的に今回は無理だった。でもスカンジナビア航空も利用者の評価は高いので良いかなと思って。

ちなみにこのフィンランド航空直行便、乗った直後からムーミンに囲まれてフィンランド気分を満喫できるそうだ。スケジュールが合えば使ってみたいフライトだ。

今回はJTBでフライトの手配。意志の疎通がうまくいかなくて(問い合わせではなく「買う」と言っているのに「よろしくご検討ください」という返事が返ってくる)、しかも連絡する度に担当者が変わるのでちっとも話が進まず…。

ヘルシンキのホテルは中央駅のすぐ近く(荷物を持って歩くこと7分くらいかな)。便の良い場所なのに中は非常に静かで落ち着いている。フィンランド独特のスチームサウナ(自分で石に水を掛ける)あり。寝るだけにはもったいないくらい設備の整ったしっかりしたホテルだ。朝食ビュッフェが付いていたので利用したが、メニューは充実していて味も十分。スタッフの対応もてきぱきして感じが良い。

ロバニエミのホテルはこぢんまりした雰囲気で豪華さはないが、必要なものは揃っており室内は清潔。街中なので何かと便利。レストランでとった夕食はボリュームあり。私達は列車で到着したので駅の近くのバスターミナルからバスで移動し、バスを降りてからしばらく歩いたが、迷わなければもっと早く着いたかも。

ついでに、ロバニエミにあるクラリオン・サンタ・クロース ホテルClarion Santa Claus Hotelのトナカイ料理は牛肉のしぐれ煮風で付け合わせにもちゃんと味が付いており、とっても美味しかった。ここは予算の都合で泊まれなかったが、インテリアのセンスも雰囲気も良くとても素敵なレストランだ。かといって気取った感じはなくスタッフの対応はフレンドリー。ロバニエミに行ったら是非一度キャンドルライトの元でディナーをしてほしい。

参考:食べ物編街の風景・フィンランドのホテルの特徴

役立ちリンクに入れてあるホテル予約サイトをいくつか見比べて最も条件の良い物を選べばよいと思う。

ちなみに口コミ情報イチオシはトリップアドバイザー。率直で冷静な意見が多く(たまには感情的なのもあるけど)、判断に困ったらここを見るようにしている。

ここはフィンランドに特化した旅行会社で、対応は迅速・適切、フィンランドのことならお任せの会社だ。安心して手配をお願いできる。「さすがプロ」が私の実感。こんな事ならフライトの手配もここに頼めば良かった…。

情報収集:フィンランド政府観光局 , ヨーロッパ鉄道旅行計画専門 , 地球の歩き方.com

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お金

  • ユーロキャッシュ:日本の空港で両替…1万円分
  • ユーロキャッシュ:ヘルシンキの両替所で両替…1万円分
  • 後は全てクレジットカード払い

スーパーでもフードコートのレストランでもクレジットカード払いができるカード社会。日本人が行くような場所はまずカードが使えると考えて間違いないので、現金はそれほど持つ必要はない。

私はヘルシンキで日本円のキャッシュから両替もしたが、手数料が高いし(人件費が高いのだ)あまりレートが良いとは言えない。これなら出発前または現地空港でせいぜい100ユーロもキャッシュを買って、後はカードを使った方が断然お得。ベッドメイキングのチップ用に1ユーロ札が10枚くらいあると便利。

現金がないとどうしても心配な人は、自分の口座を持っている金融機関で現地通貨での引き出しができるかどうか調べてみるといい。多少レートが悪くても口座の日本円から現地通貨を引き出せれば手間暇が省ける(※キャッシングとはまた違うからね)。ATMもあちこちにある。ツアーだからATMを探す時間がないという人もいるかもしれないが、そもそもツアーで行く所はほぼ間違いなくカードが使えると思うよ。

それがイヤって人はユーロのトラベラーズチェック。現金と同じように店でそのまま使ってもいいし(使える店が限られるが)、ホテルで少しずつ現金に換えてもらうのもいい(金額に上限あり)。

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オーロラ

夏は白夜でオーロラが見えないと聞いたが、冬のこの時期でもお目にかかれず終わるとは思わなんだ。確かに、北極圏滞在日数は少なかったが・・・。

何故か雨。12月のこの時期、曇りが多いとは聞いていたが、どうして雨。曇りならば突然雲が切れてオーロラが現れることもあるそうだが、霧雨がそぼふる天気ではそれも望めなかった。しかも氷点下・・・なのに雨が降るか。

今年は太陽の黒点が活発に活動しているので、山梨県八ヶ岳のような低緯度でもオーロラが見られている。フィンランドまで行ったのになぁ・・・。八ヶ岳のペンションにでも泊まりに行こうかな。次に活動が活発になるのは十数年後。

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シベリア

中学生の頃、大滝詠一さんの「さらばシベリア鉄道」という曲を聴いて以来、シベリアという言葉に弱い私。今回のフライトがシベリア上空を通過すると知っただけでワクワクした。天気が良ければシベリアが見えると分かったら、さらにソワソワした。

シベリアは広大だった。日本が何十個も入るような範囲に延々と同じ景色が続く。時速800km以上のスピードで進んでいるのに、下に見える景色が変わらないのだ。

西シベリア低地では、凍った湿地帯が果てしなく続いていた。永久凍土という言葉を思い出し、こんな所に住む人がいるのだろうかと思っていたら、点々と灯りが見えた。油田(あるいはガス田)の炎だった。よく、中東のニュースで油田の煙突様の場所から炎が上がっているのを見たが、それと同じだと思う。街の灯りはかすかに見える程度なのに比べ、これは巨大で、揺らめいているのが上空からでもはっきりわかる。

帰りは曇っていて下は見えなかったが、同じ地域を通ったときには雲が下から照らされて赤く丸く光っていた。雲をも照らす炎。すごい。それにしても、ここで働いて暮らしていくのは厳しいことだろうな。

ロシア東部に差し掛かると、下は一面の山岳地帯となった。帰って地図で調べたら大きな山脈が連なる地域になっていた。1万メートルも上空から見える川というのは、実際にはどれほど広いものなのだろうか。

シベリア鉄道でユーラシア大陸を横断するには7泊8日かかるらしい。乗ってみたいなシベリア鉄道。

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