ここは恵方 [SIDE:B]      過去の日記一覧

ここは恵方 日記

2003年7月31日

昨日の診察の結果、ミントの膿は止まった模様。ただし、もう1週間抗生剤を飲んで次週の診察時に最終的に良くなっているかどうか判断することに。良かったね、ミント。

が、しかし、なぜ体重が増えているのだ!150gだと!?先週は144gだったじゃないか。もしかして、むくみ・・・?でも、体調はいいみたいだし。じゃ、ただのデブ!?(←後ろから抗議の声)・・・それも次回の診察でもう1度確認しよう。

こてつと同じものを同じだけ食べているのに、どうして???とりあえず、子宮蓄膿症の疑いは非常に薄くなったので、一安心。

いつもは背中側からやる「くんくんくん、臭いなし」をお腹側からやったら、顔をバシバシと蹴られた。おのれ〜〜〜〜〜、ミント!お前、そんなことするとなぁ、腹をなめるぞ。(←やめれ)

こてつは、2日ほど前から呼吸数が減少して落ち着いてきた。今までは獣医さんが呼吸数を計るのも難しいくらいの早くて浅い呼吸だったのが、呼吸と呼吸の間に少し間ができるくらいの速さになった。もちろん、ミントに比べたらまだ相当速いが、今までと比べたら格段の進歩だ。

この1ヶ月、日増しに悪くなる一方で心休まる日はなかったけれど、ここに来て初めて良くなってくれた。本当に良かった。3万円の酸素(T_T)もこれなら高くはない。いや、高いけど(←どっちやねん)。まあね、お金っていうのは使いどころってもんがあるからね。普段は節約生活でも、ここ一番にビシッと使えたらそれって格好いいかも。先週の診察で血管拡張剤を増やしてもらったのも効果が出ている。足先の冷たさは随分緩和された。ミミズも・・・効いているといいね(笑)。

食欲も運動量も落ちてきているから、決して快方に向かっているとは言えないけれど、少しでも楽な時間を提供できているならそれでいい。

今の病院、ちょっと気になるのが飼い主達のマナーの悪さ。待合室には常時数匹の犬・猫がいる。猫はキャリーケースに入れて来てよ。シッポの毛を逆立てて威嚇してるじゃん。人間の座る場所に土足と同じ犬を上げたり降ろしたりしないでよ。ねえ、しつけしてないなら、外で待てば?待合室は大騒ぎだよ。

田舎だからね・・・飼い方も雑だというのは先生も言っていた。確かに私もそう思う。昔ながらの飼い方が悪いとは言わないけど、こういう場所に連れて来るにはそれなりに準備してほしいもんだ。犬には社会性を、猫にはキャリーケースを。

ちなみに、ハムスターはほとんど来ないとのこと。やっぱりね。住宅事情も都市部とは違うから、ハムスターを飼っている人自体が少ないし、病気になっても病院に連れていこうとは思わないらしい。だから、私のようにハムスターにのめり込んでいる飼い主がいたのは「大発見」だったみたいだ(笑)。でもねぇ、これじゃあエキゾチックペット専門の獣医さんは育たないよね。今の先生は東京の病院勤務で得た経験を生かしてこてつを診てくれている。この人がいなくなったら、もっと遠くの病院に行かなきゃいけないかもね。

この辺はミニチュアダックスを家の外で飼っている家が多いと聞いて爆笑した。そうか、室内犬だという既成概念があったけれど、外で飼うことも当然できるわけか(笑)。猫もほとんど室外飼いだし、犬は大型犬が多い。地域柄や住宅事情の違いはこんなに大きいのかと、先生が驚いていた。東京と比べちゃダメですって(笑)。



2003年7月26日

酸素濃縮器のレンタルができることになった。ボンベで酸素を送る酸素吸入器とは違って、空気中の酸素を濃縮して送り出すものだ。これもやっぱりしずみんさんに教えてもらった。

最初は、日本医療ガス協会という所で聞けばレンタル情報を教えてもらえると聞いたので、問い合わせをした。でも、人間の医療機器だからペットに貸せる業者はないと言われた。・・・だってペット用に酸素レンタルをしている会社はいくつもあるのに。どうして?

半分あきらめつつ、病院にボンベを納入している会社に電話した。レンタルできるものかどうか聞いてみたが、電話を受けた事務の方は「今日は担当者が出てしまっていて私だと答えられないので、折り返し電話します。明日でもいいですか?」と言われた。で、事情を説明して病院名も伝えた。「まあ、ハムスターちゃんなんですか。きっと大事にされているんでしょうね。ワンちゃんにレンタルしたことはあるのできっと大丈夫ですよ。」と言ってくれた。

やっぱり人間用だから本当はダメなのかな、内緒で厚意でやってくれているのかな、そういうことなのかな・・・などと考えつつ、翌日電話をもらい、無事レンタルのお願いを取りつけた。月3万円。酸素ボンベと同じ料金にしてくれた。ハムスターに掛けるお金としては高いけど、これで息が苦しくないならいいや。酸素が入ってこない苦しさは、呼吸器疾患を持つ私たち二人がよく分かるから。

酸素屋さんて、どの人もいい人だった。良い業界だなぁ。事務のお姉さん、長話で仕事の邪魔してごめんなさい。温かい言葉をありがとう。

教訓:1回であきらめてはいけない。とりあえず言ってみろ。※注:酸素吸入は医療行為であり、酸素は危険物であるため、獣医師の指導の元に申し込まないとレンタルできないようだ。とにかくかかっている動物病院で獣医さんに相談するべし。

血流を良くすることにも関連して、血栓予防を健康食品や食べ物でできないかと調べてみた。レントゲンでは心肥大しか診断できないのだから、血栓による心筋梗塞や狭心症が起こっていたとしてもおかしくはないと考えたからだ。時々発作を起こすことからもその可能性は充分考えられる。

結果は、「EPA/DHA」・・・青魚は食べない。サプリメントになっているものを与えることはできるかも。「ナットウキナーゼ(納豆)」・・・ヤツらの大好物だから毎日やっている。「ルンブルキナーゼ(西欧に棲息するミミズの体内に含まれる酵素)」・・・血栓を溶かす効果が確認されていて韓国では医薬品として認可されているのだそうだ。これはやってみよう。「アルコール」・・・論外(T_T)

その他、食品では以前NHKの「ためしてガッテン」で紹介していたものが取りあげられていた。ほとんどはネギの仲間なのでハムスターにはやれないが、ほうれん草、トマト、人参、キャベツくらいは良さそうだ。

健康食品に走っている私をハムアキは「(健康食品信者の)お母さんに似てきたな」と苦笑いするが、冗談じゃない。パパイヤ酵素を飲めば全てが治るなんて言っている母親と一緒にしないでくれ。ガンも腫瘍も何もかも治るなんてわけないじゃん。私はただ、薬が使えないなら他のものでサポートしてやりたいだけだ。

ハムアキ、お前が脳梗塞になってもミミズを飲めとは言わないから安心しろ。欲しいって言ってもやらないからな( ̄_ ̄#)

ミントは特に変化なし。「くんくんくん、臭いなし」はやってみたが、臭いがわからん。膿が微量だから?ま、いいや。体調も悪くはないようだし。来週も2匹連れて病院だ。雨が多いおかげで診察までの待ち時間は車に置くことができる。待合室には犬・猫がいっぱいいるからね・・・。



2003年7月24日

ミント、お前もか・・・!

こてつの診察時にミントの健康診断もお願いした。何も具合が悪くないのに私が突然健康診断を思い立った理由を先生は不思議そうに訊ねたが、「飼い主のカン!」と言うと笑われそうだったので「年も年だし、最近警戒心が強くなったので何となく。」と答えた。そして結果は「クロ」。

膣から膿が出ていた。まだ多くはないが、膣炎か子宮蓄膿症の可能性がある。まずは膣炎を疑って、抗生剤を与えて1週間様子を見る。改善されなければ検査をするつもりでいる。麻酔のリスクは承知しているが、子宮蓄膿症を放っておくとどうなるかは、良く知っている・・・。

そういえば、こてつが倒れて以来、散歩の時にミントを手に乗せて「クンクンクン、臭いなし」とやって遊ばなくなった。そんな心の余裕がなかったからだが、あれをやっていたらもう少し早く気付いたかもしれない。ミント、最近警戒心が強くなっていたのはやっぱりこういう事だったんだな。お前達は本当に、すぐ態度に出るんだな。まあ、早めに分かっただけでもいいとしよう。

こてつの後肢が冷たい。血が通っていないのだろう、後肢の自由が利かなくなってきている。血行不良が長く続けば壊死する可能性もある。爆走ハムスターのそんな姿はあまりにも哀しすぎる。でも、どうしてやることもできない。

こてつの状態は平行線からちょっと下り坂。夜は元気に見えるが、昼は時々発作のように苦しそうな姿を見せる。酸素吸入器か酸素濃縮器を借りることにした。病院ではレンタルの斡旋をしていないということなので、納入業者名や酸素の流量などの注意事項を教えてもらって自分で電話することにした。その先生が前に勤めていた東京の病院では斡旋もしていたのだそうだ。

都会は病院も業者も沢山あっていいなあ・・・。



2003年7月20日

暑中見舞いを用意してみました。気が向いたら見てやってください。

アニメーション版はFLASH PLAYERを使っていてしかもちょっと重いので、FLASH PLAYER不要で軽いものも作っておきました。ご自分の環境に合わせてどうぞ。

追伸 今年の夏はすいかを食べたら種は捨てずにとっておきましょう。種は実よりも腎臓にいいそうで、洗って乾かしてハムにあげると喜ばれます。1歳を越えたメスを飼っている場合は特に、腎不全予防に役立つかもしれませんよ。実も一緒にあげるとさらに喜ばれます(^^)



2003年7月19日

こてつの病気について調べると、必ず「むくみ」の部分で腎不全の情報に行き当たる。心疾患よりもずっと一般的な病気であるから当然なのだが、「むくみ」「腎臓」という言葉についレイラのことを思い出す。思い出すほどにあの獣医師の理不尽な行為が頭をよぎり、腹が立つ。

今まで[SIDE:A]で書かずにいた部分を書き足した。このサイトを立ち上げたとき、今書くとただの悪口になってしまうと思って書かなかった、いや、ひどすぎてつらすぎて書けなかったのかもしれない部分を。事故から4ヶ月。そろそろ振り返ってもいい頃かもしれない。

最近、夢にレイラが出てくる。我が子を心配して守護神の代わりに出てきているのだろうか、それともただ私が思い出しているからだろうか。ミントの体重が増えてきている。肥満か、むくみか。母親の例があるだけに心配だ。次にこてつが診察に行くときに、ミントも健康診断してもらおう。2つもケージを持って行けるかな・・・。

私の精神状態が安定してから、不思議なことにこてつの体調も安定している。息切れして歯ぎしりして苦しがることもなくなった。彼らは本当に飼い主の心の鏡だ。面白いほど人間の感情に反応する。だけどね、こてつ、体調が良いからって散歩中にそんなに走り回ってはいけないよ。また息が切れるから。

就寝時、電気を消すとミントが回る音だけが聞こえてくる。こてつはまだ散歩を期待して出口に張り付いてこっちを見ている。こてつも回したいだろうに、どうしてよりによってこんな病気なんだろうね。お前ほど廻し車が好きなハムスターもいないのに。神様は意地悪だ。



2003年7月17日

吹っ切れた気がする。本当のところ、病院選びにまだ悩んでいた。良い病院だと思う。ハムスターを診てくれるエキゾチックペットの獣医さんもいる。でも、知識にも治療方針にも物足りなかった。どうしても前の獣医さんと比べてしまった。もっと遠くまで行けばもっと評判の良い病院に連れていける、だけどそれでは病身への負担も大きいし、自分の生活が行き詰まる。

こてつの現状把握が出来ないことも不安だった。正しく把握してやらなければ対処を誤る。それは今のこてつにとって命取りだ。何かひとつ決めるのにも悩んで悩んで納得のいかないまま選択をしてきた。

だけど、悩んでも何も変わるわけではない。私が不安になると、ミントもこてつもハムアキまでもが不安になる。考えても何も変わらないのなら、考えるのはやめよう。自分の力の及ばない現実を受け入れよう。今与えられた環境の中で出来ることをしてあげよう。

ハムスターは飼い主の心を映す鏡だ。こちらの感情を敏感に感じ取る。こてつのことで頭がいっぱいだったせいか、ミントは最近よそよそしくなり警戒心が強くなった。声を掛けても顔は見せるが寄っては来なくなった。いっぱい名前を呼んでやって、私の背中に登らせて遊んで、仲直りした。ミント、遠慮してたのか?それともすねてたのか?寂しかったのか?ごめんごめん。

こてつは痩せたと思う。体重こそ増えてはいるが、それはむくみの影響が大きい。手にすっぽり入るほど小さくはなかったはず。一体中身は何グラムだ?普通のハムスターは心肥大で運動量が落ちると肥満の心配が出てくるが、こてつは痩せの心配もある。お前を理解するのは難しいな(笑)。

心配する私に獣医さんはこう答えてくれた。
「6月の頭に比べて痩せたと思うんですが、食餌を増やした方がいいのでしょうか。それまではもっと食べていたので、今でもやれば食べるとは思うんです。でもハムスターフードが増えるとタンパク質も増えるから腎臓に負担がかかるでしょうか。」
「極端にタンパク質を減らす必要はないですよ。確かに痩せたのかもしれませんが、今の状態は決して危険な痩せ方ではありません。心臓に負担がかからず動ける最適な体になっているのかもしれません。極端なのは何事も良くないですから、ほどほどに。」

前の獣医さんほどの凄腕ではないけれど、ハムスターに対する正しい知識もあるし、病院の空気は穏やかだ。教育も行き届いている。ここにはここの良さがあり、やり方がある。前の獣医さんは確かに全てにおいて「すごい」人だったけれど、こんな田舎にあんな人がいたことが不思議だと思えばいい。これからもこの病院と付き合っていこう。利尿剤が飲み薬として処方に加えられた。こてつ、少しでも息が楽になるといいね。興奮して暴れちゃダメだよ。

みんな、ありがとう。



2003年7月15日

次の診察は明日の予定だったが、こてつの水の溜まり方が速くて呼吸も苦しそうだったので、急きょ病院へ。利尿剤を打ってもらったのだが、スイッチが「ON」に入ってしまっていたので嫌がって全力で逃げ回り、獣医さんにも注射が打てない。私がこてつを手ですっぽり包み込み、背中だけ出して打つことに。

針を刺されたとき、私の指に歯を立てた。が、一瞬ちゅうちょして、液を注入されて鳴いて暴れたのに結局噛まなかった。こんな小さな頭で、体調の悪いときでさえ私に気を使っているのか。何だかいじらしくて不憫で泣けた。

こてつ、いいんだよ、噛んだって。そんなことくらいでお前を嫌いになったりしないから。

そう遠くない時期に、薬の利尿効果よりも水の溜まるスピードが上回るだろう。そうしたら肺は体内の水に溺れてしまう。私がやってあげられることは大してない。

しずみんさんに教えてもらった「すいか糖」を作ってみた。通販もあったのだが、家にすいかがあったので汁をしぼって、より利尿効果の高い種と一緒に煮出し、種をとって煮詰める。味の評判は「まあまあ」かな。少しでも水が排出されるといいのだが。

やはりしずみんさんに教えてもらったバッチフラワーレメディも買ってきた。花療法というのだそうだ。店の人に症状を話して、「レスキューレメディ」を選んだ。病気で疲弊したり興奮状態になったりしたときに、心を落ち着かせ、体の回復を促す効果があるそうだ。そのままだと防腐剤代わりに入れてあるワインビネガーの匂いがして嫌がるので、すいか糖と一緒にヨーグルトに混ぜてみた。

最近、ミントの調子も今いちな気がする。こっちも近々病院で健康診断した方がいいかもしれない。レイラが体に水が溜まり始めたのも1歳半前だった。腎臓疾患を疑って連れていった病院で、診察台から落ち、「体重の増加は脂肪じゃなくて水ではないか」と食い下がる私に、かのヤブ獣医は「該当する病名は私の知識にない。だから食餌制限してください。良く太っているようにしか見えませんねぇ」とうすら笑った。自分で調べたところでは腎臓疾患はメスに多く、老ハムスターの病気では腎不全・脱毛・腫瘍が3大疾患なのだそうだ。同じ目には遭わせたくない。

同じ親から同じ日に生まれると、同じ頃に疾患が出てくるのだろうか。ふう・・・。



2003年7月13日

こてつドーム完成。といっても、よく考えたらドーム型じゃなくて箱形だったので、「こてつの小箱」と改名。作りが雑なのは私の性格か(泣)。披露したいが、デジカメがないので残念ながらお見せできない(←見せるほどのものではないが)。病院で聞いた話だと、酸素吸入器のレンタルもできるかもしれないとのこと。すごい時代だ。

最近、こてつの性格が変わった(?)気がする。昔は、いくら馴れたと思っても人間との距離を変えなかったが、近頃は人のひざや洋服に登ってくる。これは快挙だ!手から食べ物を受け取る。これはすごい!散歩に出るとき、出口に差し出した私の手を避けずにドカドカ踏みつけて出掛けていく。何と言うことでしょう!(←劇的リフォーム「ビフォーアフター」風)

・・・って、うちで生まれたくせに、どうしてそれだけのことに1年半もかかるのだ!だが、あまりの変わり様に、この前の発作で「生まれ変わった」のだろうかと、二人でいぶかっている。

一方のミントは、当然こんなこと当たり前で、人に登るのはある意味趣味となっている。散歩の間中、座っている人(主に私)に登り続けることもあるし、立っている人間を見つけると素早く足元にまとわりつき、登り口を探す。人間としては非常に神経を使うが、お構いなしだ。 でも、登ってくるときの必死な顔が可愛いので、つい登りやすい角度を作って誘ってしまう。なのに、気が向かない日は全く寄ってこない。

この兄弟は主張が控えめで可愛い。こてつの「たたずんでじっと見つめる」攻撃には思わず降参しそうになるが、ミントの「主張しているのに控えめ」な姿勢も味がある。最近になって「出してくれ」とオリを噛んで主張するようになったが、その場所が前から見えない奥の隅っこのしかも下の方。音はすれど姿は見えず。誰が主張しているのかわかんないよ、これじゃ(笑)。

自己主張の激しい母親を身近に持つと、子供は控えめになるのだろうか。

こてつの行動から体調を読みとるのは難しい。今までの経験や常識が全く通用しないからだ。今どの程度の状態まで体が悪くなっているのかを把握したいのだが、何を基準にすればいいのか全く分からない。今にもポックリ死んでしまいそうな気がするときもあれば、すごく良くなっていてまだまだ生きられるような気がするときもある。

飼い主の私がわからないのだから、獣医さんも当然わからない。動きの速さは「元気がいい」のか、「ストレスでイライラしている」のか、「全くの見せかけ」なのか。

昨日はケージの中で大暴れして、中をぐちゃぐちゃにした。今まで、暴れるどころかオリを噛むことさえほとんどしなかったのに。あまりの異様な興奮状態に、獣医さんに話してみたが「暴れるだけの元気があっていいじゃないですか」と返された。いや、そういうレベルじゃないんですけど・・・。 オスが異常に興奮するときは危険信号だと思っているので不安だったが、今日は落ち着いている。良かった。



2003年7月12日

こてつは、相変わらず自覚のないせわしなさでケージの中を走り回っている。お腹がピコピコするほど息は上がっているのに、どうして動く加減ができないのだ(泣)。

一度だけMy廻し車を入れてやったが、爆走の後、いきなり平地で倒れ込み開いた毛皮のようになって歯ぎしりを始めた。この前発作を起こしたのと同じ状態だ。しかも、すぐに飛び起きて走りにいこうとする。慌てて撤去した。こてつ、今苦しかったんだろ?ダメだよ、そんな状態なのに走っちゃ。

この、「べったり倒れた姿勢からすぐに飛び起きて走っていく」行動を見て、あることに思い当たった。変な格好で寝ているこてつを見て、「ど、どうしたんだ!?」と心配していると、次の瞬間飛び起きて走り去る、こんな行動が今までにも確かにあった。こてつの動きの速さにだまされて「ああ、寝ていただけなのか。良かった。」と胸をなで下ろしていたが、あれはやっぱり苦しかったのだ。

こてつ、やっぱり前から息が苦しかったんだね。気が付かなくてごめんね。お前は、1歩も動けなくなるまでフルスピードで動き回るんだね。きっと、最期の瞬間が来るまでも、フルスピードで走り続けるんだろうね。

小児病棟で闘病生活を送り亡くなっていったある少女が遺した詞に「命の電池」というのがある。「人間には命の電池があって、いつかその電池が切れる日が来る」と。こてつを見ていると、本当に電池だなぁと思う。少しでも残量があればフル稼働で使い果たす「こてつ電池」だ。「こてつ電池」はわずかな残量を絞り出して過ごしている。

「スナネズミとわたし」のしずみんさんが心臓病のスナネズミをケアしたときの日記を見つけ、参考にしている。呼吸を補助する酸素ドームの作り方や日々の工夫が満載で、すごいなぁと感心するばかり。こてつ用の酸素ドームを作ろうと材料も揃えた。「こてつドーム」は果たしてうまくできるのか!?

私の微熱はとうとう1ヶ月を迎え、R先生にも「季節的な外的影響もあるし、体の体温調節機能が何らかの原因で不調になっている可能性もある。検査しても心配するような悪いところはないんだから、あまり神経質にならないこと。水を沢山飲んでね。」と言われた。

まあね、確かに以前よりは微熱状態に慣れたけどね。でもやっぱりちょっとだるいかなあ。これも慣れるかなあ。「梅雨が終わったら微熱も終わらないですかねぇ。」と言ったら「そんなことはないでしょう。」がっくり。先生、そんなに即答しなくても(笑)。

こてつの病気ですっかり影の薄くなった「健康体」ミント。昔っから要領が悪くて目立たない。ミント、お前のこと忘れたわけじゃないから安心しな(笑)。



2003年7月7日

こてつは、何事もなかったかのような顔をしている。まだ足はふらついているが、ご飯も食べられるようになった。そして、動けるようになった途端、廻し車に乗ろうとした。

残念でした。とっくに撤去してあるよ。当分おあずけだよ。獣医さんはストレス解消程度なら大丈夫だと言っていたので、もう少し様子を見てから考えるけど、こてつのように手加減を知らないというかペースを考えないというか、体調が悪くてもとにかくバカみたいな勢いで延々走り続けるヤツには、心配で心配で。廻し車のあった場所にじっとたたずみ、こちらを振り返って「ぼくの廻し車がない」と訴える姿には心が揺れるが、お前のためだ。我慢しろ。

動物病院での診断と私の観察していた記憶を総合すると、こてつにはこんなことが起きていたと考えられる。

まずは心肥大。体質や老化などに加えて運動しすぎもあるかもしれない。本当に並の運動量ではないので。肥大の中でも特に大きいと言われた。が、大きな発作は今回が初めてだろう。それに伴う肺水腫もごく初期のものだ。あの時苦しんでいたのは心臓発作によるものだと思う。私はそれを意識障害(こん睡状態)と間違えてしまった。

その後、発作が治まり、呼吸のしづらさが残った。虫の息に見えたときと呼吸の質が違うことは見て取れた。私はそこで初めて病院へ連れていった。

多飲多尿の傾向はレントゲンにも写っていた。腎臓などに結石はないが、機能障害はあるかもしれない。が、それを治療する術はない。

心臓を元の大きさに戻すことはできないので、心臓に圧迫されている気道も治してはやれない。でも、寿命が尽きるその日まで、せめて苦痛を感じずに過ごさせてやりたい。お前達のその小さな体に心臓病は重すぎる。その痛みだけでも私がもらってやりたいよ。

こてつ、あの時は胸が痛かったのか?息が出来ないほど苦しかったんだな。意識障害と心臓発作や呼吸困難を判別できないような未熟な飼い主は、もうボーダーラインなんか持たないよ。次に異常があればすぐに連れて行くからね。

お前達がしゃべれたら、どんなに分かりやすいだろう。せめて「病院へ連れていく公式」があればなぁ。プラス面とマイナス面を合計して、そこに個体の状況や環境に合わせた数値を入れると「病院へ行きなさい指数」が出る、なんてね。でも、やっぱりこてつははみ出しそうだ・・・。それに、ヤツらがしゃべったらうるさいかも・・・。



2003年7月6日追記

こてつを迎えに行って、レントゲンも見せてもらい、色々と説明を聞いた。心臓の横を通っている気管が圧迫されて呼吸が苦しくなっているのと、肺の機能がその影響で落ちているのとが現状のようだ。心肥大を治すことはできないが、薬で血管を拡張して呼吸を助けてやり、かつ肺に溜まった水を排出してやれるかもしれない。

夕べの姿が嘘のように、こてつはしっかりした足取りに戻っていた。まだ呼吸は浅く速い。ごめんな、こてつ。やっぱりあの時連れて行くべきだったのだね。そしたら少しでも酸素が吸えたもんね。

私の中には、ペットを病院へ連れていくときのボーダーラインが2つある。ひとつは異常か正常範囲内か。そしてもうひとつは、処置が可能かどうか。こん睡に入ったら連れていってもしてやれることはない。衰弱した体に負担をかけてまで連れていく価値があるのか。ストレスを感じない場所で静かに過ごす方がいいのではないか。いつもいつもその選択に悩んでいる。

今回のこてつの場合は、結果論から言えば連れて行くべきだったのだろうと思う。原因が分かって対処も判明した今なら、すぐに連れていくと思う。処置や検査ができなくても酸素部屋に入れてやれた。でも、その「プラス」と、輸送の負担や捕食者のいる知らない場所という「マイナス」は一体どう捉えればいいのだろう。

病院がすぐ近くにあるのなら、あの時の判断もまた違ったかもしれない。レイラの事故がなければここまで病院に対して警戒しなかったかもしれない。でも、全ては「if」「もしも〜なら」。

「悩むくらいなら連れて行け」これが大前提なのは重々承知している。でも、そこに経験が積み重なって今の判断が生まれる。例え10匹中1匹でも助かるなら、もうひとつのボーダーラインは撤去しよう・・・。

その病院では、診察台からの落下防止対策はとられていなかった。診察時には私が自分で用意したケースを使ってもらった。病院として対策をしてくれるようお願い文書を提出して話をしたが、途中で不覚にも泣き出してしまった。人前で泣いたことなどないのに、まだ立ち直っていなかったのか。普段は小動物用のケースを使っているのだそうだ。たまたま今日に限ってそれが見当たらずに、こうなったのだと説明してくれた。対策についても病院としてきちんと受け止めると言ってくれた。良かった・・・。

自分の体調が悪いなんて考えている場合ではないな・・・。本当に。



2003年7月6日

こてつが大変だ。

昨日の夕方、ふと見たらゼイゼイと荒い息をして廻し車の下にグッタリと横たわっていた。その前の日も普通に散歩していたし、昼も特に変わりなくヨーグルトを食べに出てきた。ヨーグルトもほとんど食べてある。数時間でこんなにヨロヨロになっているなんて、一体、何が起こったのだろう・・・。

病院に連れていくか、二人で悩んで悩んで、行かないことに決めた。「今夜が峠です」と言われて何も処置もできない状態を今まで何度も経験した。夕べのこてつは明らかにそのレベルだった。天国へのカウントダウンが始まっていると思えた。心当たりの病院まで車で往復1時間半。そんな負担をかけたら、いや、かけなくても、すぐに死んでしまいそうだった。一晩中悩んで悩んで、やっぱり連れていかなかった。

最近、変わったことの兆候を色々考えていた。決して「馴れる」ことのないこてつ。でも、この1ヶ月ほどは少し私に心を許してくれたのか、手から食べ物を受け取ってくれるようになった(私は単純に喜んでいた)。ペレットを食べる量が減った。大食いだったから、普通のハムスターの年齢相応な食事量になったような気がしていた。運動量も減ったので体重自体は少し増えていた。もともと水を飲む量は多めだった。でも糖尿病と言うには少ないし、正常範囲内だと思っていた。

亡きレイラと同じ月齢を迎えたばかりだった。生まれつき頭も体も弱かったけど、何とか大人になれた。もう少し長生きしてくれるかもしれないと、淡い期待を抱いていた矢先のこと。色んなことがグルグル浮かんできてたまらなかった。

そして、今朝、こてつは少しだけ持ち直した。息はまだ荒いけれど、ティッシュを寄せるだけの余裕が出たのを見て、これなら連れていけると思った。

心臓肥大による心臓発作だった。肺に水も少し溜まっていると言われた。こてつ、酸素の部屋にもっと早く入れてやれば良かったね。ごめんね。あの状態で連れていくのはお前のためにならないと思ったんだ。でも、呼吸を助けてやれるなら、やっぱり無理させてでも連れていけば良かったのかな。車に乗せたらその振動で死んでしまいそうで、怖かったんだ。

夕方、こてつを迎えに行く。もし呼吸の状態が悪いようなら、しばらく酸素部屋に入院になる。でも、猫が入院している病院ではこてつも嫌だろう。酸素補給ができなくても家で過ごせる状態になるといいな。

こてつの「普通」は他ハムの「基準オーバー」。こてつの「異常」は他ハムの「普通」。こてつの状態を獣医さんに説明するのは難しい・・・。




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